函館競馬場の口コミ





函館競馬場の基本情報
日本で最も歴史の長い函館競馬場
「人と馬が近い競馬場」として親しまれている日本で最も歴史の長い競馬場。2010年夏にリニューアルオープンし、競馬ファンを魅了する様々な施設が更に充実。毎年、夏の北海道競馬のオープニングを飾る白熱したレースが繰り広げられる。
- 所在地:〒042-8585 北海道函館市駒場町12-2
- 電話番号:0138-53-1021
- 開催日:9:00~17:00(場外発売時は9:20~16:50)
- 平日:10:00~12:00、13:00~16:00(除:月・火曜日・祝日・年末年始・その他 臨時の休務日有り)
- 入場料:100円
函館競馬場のコース
夏の北海道開催のオープニングを受け持つ函館競馬場は、JRA全10場のなかでもっとも「直線の長さが短い競馬場」として知られている。
芝コースの場合、4コーナーからゴールラインまでの距離は262.1m(ダートコースは260.3m)。東京競馬場の直線(525.9m)の半分にも満たないどころか、同じく東京の直線の、“坂を上り終えた地点からゴール板までの距離(260m)に匹敵する長さ”と書けば、函館の直線がいかに短いかを実感していただけるはずだ。
ただし芝コースの1周距離(Aコース使用時で1626.6m)は、福島競馬場(1600m)や小倉競馬場(1615.1m)よりも長く、競馬場自体のサイズが全国で一番小さいわけではない。ならばなぜ、函館の直線は全国で一番短いのだろうか?
その答えはゴール板の位置にある。遠目に海を望むことができるスタンドに立ってコース全体を見下ろせば、函館競馬場のゴール板が他場より“4コーナー寄り”に設置されていることに気付くはずだ。すなわち、ゴール板から1コーナーまでの距離がゆったり採られているレイアウトのために、函館競馬場の直線は短くなっているというわけである。
函館コースのもうひとつの特徴は、“高低差がかなりある”ことだ。3~4コーナー付近の最高地点と、2コーナー付近の最低地点を比較した高低差は、芝、ダートともに3.5m。これはローカル競馬場(札幌・函館・福島・新潟・中京・小倉)の中では最大(芝の3.5mは中京と並んで最大)の数値となっている。
もう少し詳細に書くと、ゴール板から2コーナーにかけてはなだらかな下り勾配、その後は3~4コーナーまでだらだらとした上り勾配が続き、最後は直線に向けてなだらかに下るというレイアウト。要するに3~4コーナーから2コーナーにかけて競馬場全体が“斜めに傾いている”と考えればよい。
従って、向正面奥からスタートを切る芝1200m、また、ダート1000mの序盤の先行争いはほぼ丸々、上り勾配で繰り広げられる。また、向正面半ばに発走地点が設けられている芝2600mでは、スタートからゴールまでの間に上り勾配を2回走る。勾配自体はそれほど急でないとはいえ、見た目よりもかなりタフな設定のコースといえるだろう。さて、北海道の南端に位置する函館では、本州を覆う梅雨前線の影響を受けて、開催が雨に祟られやすい。寒冷地対策として芝コースに使用されている洋芝(野芝は使われていない)はもともと、野芝より耐久性が低い品種。従って後半開催を迎える頃の芝コースは馬場の傷みが進行して、かなり時計を要するコンディションとなってしまうことが多い。ちなみに2011年の函館記念は良馬場ながら2分00秒3という遅い時計の決着だった。もちろん天候にもよるわけだが、基本的には開催が進めば進むほど、タフな馬場状態を苦にしない“パワータイプの台頭”を頭に入れておく必要がある。
函館競馬場の口コミ
- 「競馬場というえばおじさんのイメージが強いと思いますが、子供と一緒にたのしくすごせるのでおすすめです。」
- 「なんと競馬場から海も見えました。いろいろな食堂も充実していて、競馬をしなくてもウマをみたりおいしいものを食べたりと家族で楽しく過ごせます。」
- 「とってもきれいで夏は馬も走っているのでおすすめです」
- 「馬券を買わなくても馬の競争を見るだけでも楽しいです」